**田んぼの生きもの調査**
私たちは 彼らのいのちとともに
この大地に 在り続けることが
できるだろうか・・・
* 調査の結果
3回目の調査結果
今回の調査では、「カワニナ」を見つけた事が大きな発見でした。カワニナが生息出来る環境があれば、ホタルの幼虫が育つ可能性があります。しかし、カワニナがいた場所は水路で、水路の底はコンクリートで出来ています。しかも段差があり、そういう条件ではホタルの幼虫は育ちにくいとの、調査員さんのお話でした。
他にもたくさんのダルマガエルやザリガニが見つけられて、生き物の育つ環境が整ってきていると感じられます。
近いうちにホタルの飛び交う日がやってくる事を信じて、これからも環境を大切にする農業を続けていきたいと考えます。
水質調査の結果
8月21日に水質調査が行われました。無農薬田と慣行田では、無農薬田の方が藻類の出現種数が多く、ツリガネムシの仲間の出現数が目立って多かったのが特徴です。また、ワムシやミジンコの種類が多く見つけられました。慣行田では、無農薬田で見つける事のなかった藍藻植物が多く、またゾウリムシやラッパムシなどが見つけられたのが大きな違いでした。
今後、このとても小さな生きものたちの生息の差が、どんな大きな環境の差へとつながっていくのかを見守りたいと思います。
詳しくは「生物多様性農業支援センター」のHPをご覧下さい。